Trouble Guide

亀が餌を食べない原因

食欲不振のチェックポイントと、受診を考えるタイミング

このページは一般的な目安の情報です。症状が続く・悪化する場合は爬虫類対応の動物病院に相談してください。

亀が急に餌を食べなくなると心配になりますが、食欲不振にはさまざまな原因があります。病気のサインである場合もあれば、脱皮・季節変化・ストレスなど自然な生理現象のこともあります。まずは飼育環境を確認することから始めましょう。

まず確認すること

温度・バスキング

亀は変温動物のため、気温・水温が下がると消化機能が低下して食欲が落ちます。食欲不振の原因で最も多いのが温度不足です。

確認:バスキングスポット 30〜38℃ / 水温 24〜28℃(種によって異なる)/ 夜間の保温状態。温度計は実測してください。
UVB・光周期

UVBライトが古くなっていたり、点灯時間が短いと代謝が落ちて食欲に影響します。

確認:UVBランプの使用期間(目安6〜12ヶ月)/ 1日8〜12時間点灯しているか / ガラス越しになっていないか。
水質(水棲種)

水が汚れていると亀はストレスを感じ、食欲が落ちます。水の臭い・色・濁りを確認してください。

確認:最後の水換えはいつか / フィルターが詰まっていないか / 水に異臭・白濁がないか。
環境変化・ストレス

引っ越し・ケージ変更・ハンドリング増加・他のペットの存在などで一時的に食欲が落ちることがあります。

確認:最近ケージを変えたか / 場所を移したか / 触る頻度が増えていないか。
脱皮・発情・季節変化

脱皮前後、発情期(春)、冬に向けた代謝低下の時期は自然に食欲が落ちることがあります。

確認:皮膚が浮いたり白くなっていないか(脱皮の兆候)/ 季節・時期を考慮する。

よくある原因と状況別の整理

原因状況の特徴まず試すこと
温度低下室温が下がった、ヒーターが切れている、季節の変わり目温度計で実測し、バスキング・保温を見直す
脱皮前後皮膚が浮いている、白みがかっている無理に食べさせず様子見(1〜2週間程度)
発情期春〜初夏、落ち着きがない、ケージ内を動き回る環境を整えつつ様子見。過度なハンドリングは避ける
水質悪化水が臭う、白く濁る、フィルターが詰まっている水換え・フィルター掃除を実施
ストレス最近ケージや場所を変えた、ハンドリングが多いなるべく静かな環境に戻し、1〜2週間様子見
フードへの飽き・拒否同じ餌を長期間与えているフードの種類を変える・生き餌を試す(種に応じて)
消化不良排泄が少ない、お腹が張っている温度を上げて腸の動きを促す。改善しなければ受診
感染・内部寄生虫元気がない、目が落ちくぼんでいる、排泄物に異常早めに爬虫類対応の動物病院へ

受診を検討するサイン

このような場合は早めに爬虫類対応の動物病院へ
  • 幼体・小型種で5〜7日以上、成体で2〜3週間以上まったく食べない
  • 食欲不振に加えて鼻水・くしゃみ・目の腫れがある
  • 明らかに体重が落ちている、皮膚にハリがない
  • 排泄がまったくない、または血が混じっている
  • 動きが著しく鈍く、刺激に反応しない

自宅で見直せる環境ポイント

治療行為は獣医師が行うものですが、環境を整えることで自然に回復するケースも多くあります。

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Next Step

種に合った環境を整える

食欲不振の多くは飼育環境のミスマッチが原因です。AI診断で、あなたの環境に合う種を確認しておくのも一つの方法です。

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