中米原産のRhinoclemmys属ヤマガメ。CITES II掲載。高湿度・半陸棲環境が必要な中上級種。色彩豊かな外見が魅力。
1年後の甲長は12〜15cm程度。成長輪(年輪状の模様)が甲羅に刻まれていく様子が観察の楽しさになる。熱帯低地の湿地・川辺に生きる種で、高湿度環境と隠れ家が落ち着きを与えやすい。草食傾向が強く、落ち葉・果実・野菜を好む。
10年後は甲長16〜22cm、重さ700g〜1.5kg程度が多い。陸場と水場を備えた90〜120cmケージが向く。20〜50年の寿命があり、熱帯環境の通年維持が必要なため、電気代と管理の手間を長期で見込んでおくことが大切。
ネンリンヤマガメはRhinoclemmys属で、北米産のモリイシガメ(Glyptemys)とは全く別グループ。熱帯低地の高湿度環境に適応しており、温帯産のモリイシガメとは求める温度・湿度が大きく異なる傾向がある。見た目の類似から同じ管理をすると環境ミスマッチが起きやすいため、購入前に本種固有の飼育条件を確認しておくことが安定飼育につながりやすい。
メキシコ〜中米の熱帯低地森林の湿地・川辺に生息する半水棲のヤマガメ。高湿度環境に適応しており、乾燥には弱い。
テラリウムに浅い水場を設置し、陸場を広めに取る構成が理想的。霧吹きまたはミスティングシステムで湿度を管理してください。
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| 種名 | 甲長 | 難易度 | 必要環境 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ネンリンヤマガメ このページ | 18〜20cm | 中〜上級 | 60cm〜 | 本種 |
| アカスジヤマガメ | 17〜20cm | 中〜上級 | 60cm〜 | 同属・最鮮やか |
| スペングラーヤマガメ | 10〜14cm | 中〜上級 | 60cm〜 | 小型アジア産 |
| ヒラセガメ | 15〜20cm | 上級 | 60cm〜 | 日本固有 |
ネンリンヤマガメは熱帯雨林の林床にすむほぼ陸棲のヤマガメで、高湿度のケージ飼育が基本です。日本の梅雨はむしろ好条件で、冬は加温と加湿の両立が課題になります。2023年2月発効でアメリカヤマガメ属(Rhinoclemmys)は附属書IIに一括掲載されています。
飼育温度・湿度などの数値は国内飼育の一般的な目安を含みます。確定的な一次資料が乏しい項目は断定していません。