Species Guide
🎨

アカスジヤマガメ

Rhinoclemmys pulcherrima — Painted Wood Turtle

メキシコ〜コスタリカに分布するヤマガメの中で最も色鮮やかな種。赤・黄のストライプ模様が美しい。CITES II掲載・高湿度管理が必要な中上級種。

甲長
M(17〜20cm)
難易度
中〜上級
食性
雑食(草食寄り)
寿命目安
20〜40年以上
難易度 ★★★☆☆中〜上級
この亀が向いている人
  • ✓ 中米産ヤマガメの鮮やかな色彩を楽しみたい
  • ✓ 高湿度(70〜90%)テラリウムを管理できる
  • ✓ CITES II書類管理を含め正規ルートで飼育できる
  • ✓ 草食寄りの給餌管理(野菜・果実)を実践できる
この亀が向いていない人
  • ✗ 入門種を求めている方
  • ✗ 高湿度維持設備を置けない環境
  • ✗ CITES管理が面倒と感じる方
Life Preview

アカスジヤマガメと暮らすと、どんな毎日になる?

📅1年後の姿
鮮やかな赤いストライプが美しい、中米産の半水棲ヤマガメ。

1年後の甲長は14〜18cm程度。首・脚の鮮やかな赤いライン模様が際立ってくる。熱帯低地の湿地・川辺に生きる半水棲種で、陸場でも積極的に行動する。草・果実・昆虫を食べる雑食性で、食事バリエーションが必要。

📏10年後のサイズ感
20〜30cm・しっかりした体格の中型半水棲種に育つ。

10年後は甲長20〜28cm、重さ1〜3kg程度が多い。半水棲のため陸場と水場の両方を備えた広めのケージが必要。20〜50年の寿命があり、高温多湿の熱帯環境を通年で維持するための長期計画が求められる。

向いている飼い主
美しい色彩と半水棲の生態を楽しみたい中上級者。
  • 赤いストライプ模様の美しさに強い魅力を感じる
  • 陸場と水場の両方を備えたケージ設計ができる
  • 高温多湿(25〜30℃・湿度70〜80%)を通年維持できる
  • 草・果実・昆虫の多様な食事を定期的に用意できる
向いていない飼い主
水棲と陸棲どちらか一方のセットアップしかできない人。
  • 半水棲のため水場が狭いと本来の行動が見られず、ストレスになる場合がある
  • 乾燥した環境では皮膚や脱皮トラブルが起きやすい
  • 流通量が少なく、入手には専門店・イベントルートが必要
  • 熱帯種のため日本の冬の保温コストが継続的にかかる
⚠️後悔しやすいポイント
💡
「ヤマガメ=陸棲」と思い、水場を省いてしまう。

アカスジヤマガメは名前に「ヤマガメ」とあるが、実際には半水棲で水場での泳ぎや水浴びを好む種。水場を省いた環境では本来の行動が見られず、長期的に健康状態に影響が出やすい傾向がある。「ヤマガメ科だが半水棲」という分類上の特性を最初に把握しておくことが適切な環境設定につながりやすい。

⚠ CITES II 掲載種 国内CB個体は飼育可能です。購入時は国内CBであることを確認し、インボイス(取引証明書)付きの個体を選んでください。

野生の暮らし

メキシコ南部〜グアテマラ・エルサルバドル・ホンジュラス・コスタリカの熱帯低地森林の湿地・川辺に生息。半水棲で陸上での行動も多い。草食傾向が強く、葉・果実・野草を好む。

飼育ポイント:亜種が複数存在:アカスジヤマガメにはいくつかの亜種が認められており、それぞれ模様が異なります。飼育管理の基本は共通です。

高湿度を必要とする半水棲種。テラリウムに水場を設置し、陸場の湿度を70〜90%に維持してください。ミスティングシステムの導入を推奨します。

飼育環境の数値

水温
24〜29℃
バスキング
30〜34℃
湿度
陸場70〜90%
必要水槽
60cm以上テラリウム
UVB
UVB 2.0〜3.0

近似種との比較

← 横にスクロールできます

種名甲長難易度必要環境特徴
ネンリンヤマガメ18〜20cm中〜上級60cm〜同属
スペングラーヤマガメ10〜14cm中〜上級60cm〜小型アジア産
ヒラセガメ15〜20cm上級60cm〜日本固有・高難度

推奨機材セット

よくある質問

CITES II種ですが入手方法は?法律
爬虫類専門店または国内ブリーダーから、CITES書類(インボイス等)付きの個体を購入してください。海外からの輸入も可能ですが、書類手続きが必要です。
湿度管理の方法を教えてください環境
霧吹きを朝晩1回ずつ行うか、ミスティングシステム(タイマー式)を導入してください。湿度計を設置して常時確認し、70〜90%を維持することが目標です。
何を食べますか?
葉物野菜(小松菜・チンゲン菜)・果実(バナナ・トマト・イチゴ)・野草(タンポポ・クズ)を中心に与えます。動物性タンパク質は少量(ミミズ・昆虫)を副食として。

関連ページ

Next Step

飼育を始める前に、もう一歩

100種対応の適性診断で、あなたの生活環境に合う種を確認してから始めましょう。

ほかの飼育ガイド

種一覧・ハビタットガイドからも探せます。