オーストラリア南西部の曲頸類。オーストラリアナガクビガメより低水温管理が必要。
1年後の甲長は10〜14cm程度。背甲の暗褐色と腹面の淡い色のコントラストが際立ち始める時期。オーストラリア産の曲頸類で、長い首を横に折りたたむ独自の行動が観察できる。高水温を好む種で、水中でのアンブッシュ採食行動が観察の見どころになる。神経質な傾向があり、急な動きはストレスになりやすい。
10年後は甲長18〜25cm、重さ600g〜2kg程度が多い。首を含めた全長は甲長の1.5〜2倍になる場合があり、遊泳スペースに余裕のある120cm水槽が向く。20〜30年の寿命があり、高水温(26〜30℃)の通年維持が飼育の核心になりやすい。
コウホソナガクビガメはオーストラリアの熱帯〜亜熱帯域原産の種で、25℃以下の水温が続くと活動が低下しやすい傾向がある。「オーストラリア産だから丈夫」というイメージから通年ヒーターなしで管理すると、冬の水温低下でトラブルが起きやすい。高水温維持を前提とした設備設計を購入前から整えておくことが安定飼育につながりやすい。
コウホソナガクビガメは長い首を使って水中の小動物を捕らえる水棲性の長頸類です。「ナガクビガメ」という共通名だけで他種と同じ管理にせず、その個体の泳ぎ・摂餌・休息の様子を見ながら環境を調整します。
長い首が石や流木の隙間に挟まらない単純なレイアウトを基本にし、強い水流は避けます。換水を曜日だけで固定せず、給餌後の残餌・濁り・臭いを見て部分換水し、ろ過と清掃を組み合わせて水質を維持します。
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| 種名 | 甲長 | 難易度 | 必要環境 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| コウホソナガクビガメ このページ | M(22〜28cm) | 中〜上級 | 120cm水槽 | 本種 |
| マタマタ | 35〜45cm | 上級 | 120cm〜 | 特殊捕食 |
| スジオオニオイガメ | 30〜40cm | 上級 | 120cm〜 | 大型水棲 |
| ホオジロクロガメ | 16〜20cm | 中〜上級 | 60〜90cm | CITES II |
この種の終生飼育に必要な水槽の目安:120cm
まず「うちの子の甲長で、その容器がまだ使えるか」を確認する(KID 安全判定)→
子亀期はこれより小さい容器でも飼えます。切り替えの判断は月数ではなく甲長で行ってください(容器の長辺は甲長の約4倍が目安。30cm容器なら甲長7cm、45cmなら11cm、60cmなら15cmまで)。成長速度は水温と給餌量で大きく変わるため、当サイトでは「○ヶ月まで」という書き方をしていません。
サイズは本ページの飼育環境データにもとづく目安です。個体差・性別・レイアウト・同居数で必要量は変わります。購入前に必ず上のKIDで甲長から適合を確認してください。
コウホソナガクビガメはオーストラリア南西部の限られた水系にすむナガクビガメで、流通は僅少です。長い首を含めた遊泳空間を確保し、極端な高水温と急な冷え込みの両方を避けてください。
飼育温度・湿度などの数値は国内飼育の一般的な目安を含みます。確定的な一次資料が乏しい項目は断定していません。