北米産スッポン(ソフトシェル)の一種。甲羅が革質で軽快な泳ぎが特徴。成体は35〜60cmに達する大型種で、砂底・流水環境が必要な上級者向け。
1年後の甲長は15〜20cm程度。Apalone属の中でも大型化しやすい種で、成長速度が速い傾向がある。砂底への潜り込みと長い首を伸ばして水面呼吸するアンブッシュスタイルが観察の見どころ。革質の甲羅を傷つけないため、細かい砂底と鋭利な装飾物のない水槽設計が飼育の大前提になる。
10年後、オスは甲長25〜30cm程度。メスは35〜60cmに達する場合があり、Apalone属最大クラス。90〜120cm以上の大型水槽が必須で、ろ過能力も高い設備が必要。20〜40年の寿命があり、成体の管理を早い段階から計画しておく必要がある。
フロリダスッポンのメスはApalone属最大クラスで、60cm近くに達する個体の報告もある。シナスッポンやスベスッポンと同じサイズ感で計画すると、成体時に完全に対応できなくなる可能性が高い。「Apalone最大種」として、購入前から120cm以上の水槽・超大型の砂底エリア・強力なろ過を前提に計画しておくことが安定飼育への唯一の近道になりやすい。
北米の河川・湖に生息するApalone属スッポン。革質の甲羅を持ち、砂底に潜る習性が強い。強い顎で魚・カエル・甲殻類を捕食する。成体は35〜60cmに達する大型種。
砂底(川砂2〜5cm)への潜り込みが本種の重要な行動です。皮膚と甲羅を傷つけない細かな砂を使い、幼体は鼻先を無理なく水面へ出せる水深と休息場所を確保します。ろ過に加えて残餌回収と部分換水を行い、大型化に合わせて水量と遊泳面積を増やしてください。
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| 種名 | 甲長 | 難易度 | 必要環境 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| フロリダスッポン このページ | L(35〜60cm) | 上級 | 90〜120cm | 本種 |
| スッポン(シナスッポン) | 25〜35cm | 中〜上級 | 90〜120cm | アジア産 |
| スッポンモドキ | 50〜70cm | 上級 | 120cm〜 | CITES II |
| マタマタ | 35〜45cm | 上級 | 120cm〜 | 特殊飼育 |
この種の終生飼育に必要な水槽の目安:成体は120cm級以上+強力ろ過
まず「うちの子の甲長で、その容器がまだ使えるか」を確認する(KID 安全判定)→
子亀期はこれより小さい容器でも飼えます。切り替えの判断は月数ではなく甲長で行ってください(容器の長辺は甲長の約4倍が目安。30cm容器なら甲長7cm、45cmなら11cm、60cmなら15cmまで)。成長速度は水温と給餌量で大きく変わるため、当サイトでは「○ヶ月まで」という書き方をしていません。
サイズは本ページの飼育環境データにもとづく目安です。個体差・性別・レイアウト・同居数で必要量は変わります。購入前に必ず上のKIDで甲長から適合を確認してください。
フロリダスッポンはアメリカのスッポン類で最大級になる種で、特にメスは甲長60cm級まで育ちます。日本の水槽規格では成体に120cm級以上と強力なろ過が必要で、「スッポン=そこそこの大きさ」の感覚で迎えると設備が追いつきません。細かい砂の底床と、皮膚を傷つけない角のないレイアウトがスッポン類飼育の基本です。
2022年のCITES CoP19でApalone属(アメリカのスッポン類)が一括して附属書IIに掲載されました。輸入個体には書類が伴いますが、国内CBの購入は通常どおり可能です。
飼育温度・湿度などの数値は国内飼育の一般的な目安を含みます。確定的な一次資料が乏しい項目は断定していません。