Species Guide
🐷

スッポンモドキ

Carettochelys insculpta — Pig-nosed Turtle

スッポンモドキ科唯一の現生種。鼻先が豚の鼻に似ることが名前の由来。CITES II掲載・最大70cmの大型種。120cm以上の大型水槽と高水温が必要な上級者専用種。

甲長
XL(50〜70cm)
難易度
上級
食性
動物食・雑食
寿命目安
20〜40年以上
難易度 ★★★★★最上級
この亀が向いている人
  • ✓ 世界に1種しかないスッポンモドキ科を飼育したい
  • ✓ 120cm以上の大型水槽と高水温を用意できる上級者
  • ✓ CITES書類管理を含め適正飼育できる
この亀が向いていない人
  • ✗ 入門〜中級向けを求めている方
  • ✗ 120cm以上の水槽を置けない方
  • ✗ 成体70cmというサイズを受け入れられない方
Life Preview

スッポンモドキと暮らすと、どんな毎日になる?

📅1年後の姿
鼻先が豚に似た独特な外観と、海ガメのような前肢で力強く泳ぐ淡水種。

1年後の甲長は12〜18cm程度。豚の鼻に似た鼻先と、海ガメのような大きなヒレ状前肢が他の淡水亀とは一線を画す外観。ニューギニア南部・オーストラリア北部の熱帯の河川・湖に生きる種で、力強い遊泳を楽しむ。高水温と大きな遊泳スペースが飼育の第一要件になる。

📏10年後のサイズ感
30〜45cm・力強い前肢で泳ぐ大型の完全水棲種に成長する。

10年後は甲長30〜45cm、重さ3〜8kg程度が多い。90〜120cm以上の大型水槽が必要で、強力な遊泳力に対応したろ過設備が必要。20〜40年の寿命があり、高水温(26〜30℃)と広大な遊泳スペースの通年維持が長期飼育の基盤になりやすい。

向いている飼い主
海ガメ的な遊泳力と独特の外観を大型水槽で楽しみたい上級者。
  • 豚鼻と海ガメ型前肢という他に類を見ない外観に強い魅力を感じる
  • 90〜120cm以上の大型水槽を設置できるスペースと設備がある
  • 高水温(26〜30℃)を通年安定維持できる
  • CITES II種の入手ルートと書類管理に対応できる
向いていない飼い主
一般的な水棲ガメの感覚で管理しようとしている人。
  • 強力な遊泳力のため、狭い水槽ではストレスが蓄積しやすい
  • CITES II掲載種のため正規ルートの入手確認が必須
  • 成体は45cm近くに達する場合があり、大型水槽なしでの継続が難しくなりやすい
  • 専門的な知識と設備を要する上級種のため、入門向きではない
⚠️後悔しやすいポイント
💡
「独特な外観に惹かれて」衝動購入し、大型水槽と設備の準備が後追いになる。

スッポンモドキはその独特な外観から衝動購入されやすい種だが、購入前から90〜120cm以上の大型水槽・高水温維持設備・強力なろ過の準備が必要な上級種。個体を先に迎えてから設備を後追いで整えようとすると、立ち上げ期に適切な環境が間に合わず個体にストレスをかけやすい。「設備が完成してから個体を迎える」という順序が、安定飼育の大前提になりやすい。

⚠ CITES II 掲載種 国内CB個体は飼育可能です。購入時は国内CBであることを確認し、インボイス(取引証明書)付きの個体を選んでください。

野生の暮らし

スッポンモドキはPig-nosed Turtleとして知られるCITES II掲載の上級者向け種です。特殊な飼育環境が必要です。

飼育ポイント:CITES II掲載:購入時は書類確認が必須です。適切な環境管理が飼育の鍵です。

砂底大型外部フィルターで水質を管理してください。

飼育環境の数値

水温
24〜30℃
バスキング
30〜35℃
湿度
水棲・不要
必要環境
120cm以上水槽
UVB
UVB 1.0〜2.0

近似種との比較

← 横にスクロールできます

種名甲長難易度必要環境特徴
マタマタ35〜45cm上級90cm〜特殊捕食
スジオオニオイガメ30〜40cm上級90cm〜大型水棲
アジアコガシラドロガメ16〜20cm中〜上級60cm〜CITES II

推奨機材セット

よくある質問

どんな環境が必要ですか?環境
砂底大型水槽(120cm以上水槽)が基本です。温度管理と水質維持が健康の鍵です。
CITES II種ですが特別な手続きは?法律
本種(スッポンモドキ)はワシントン条約附属書IIの規制対象です。購入時は書類(CB証明またはCITES関連書類)を必ず確認し、由来の不明な個体は避けてください。完全水棲で最終的に非常に大型化するため、規制面と設備面の両方を理解したうえで迎えてください。
何を食べさせればいいですか?
水中生活に特化した雑食で、植物質をよく食べるのが特徴です。イチジクなどの果実・水草・葉物野菜を中心に、小魚やエビなど動物質を少量加えます。ヒレ状の四肢でよく泳ぐため、遊泳スペースの広い大型水槽が前提になります。

関連ページ

Next Step

飼育を始める前に、もう一歩

100種対応の適性診断で、あなたの生活環境に合う種を確認してから始めましょう。

ほかの飼育ガイド

種一覧・ハビタットガイドからも探せます。