Best 10 — Filters

カメの水槽フィルター
おすすめ売れ筋ベスト10

水を汚しやすく、低水位で飼い、力も強い。カメのフィルター選びは魚とは違います。タイプ別に選びます。

カメのフィルターは「魚用の感覚」で選ばない

水棲ガメの飼育で水質維持は健康に直結しますが、カメの水槽は観賞魚とは事情が違います。カメは食べ残しや排泄物を多く出すのでフィルターへの負荷が大きく、詰まりやすい。だから詰まりにくく掃除がしやすいことが何より重要です。また、種によっては水深を浅くして飼う(低水位)ため、深い水槽前提の機種が使えないこともあります。さらに力が強く、軽い機材はひっくり返したりずらしたりします。

つまり選ぶ軸は「ろ過力」より先に、まず掃除のしやすさ・低水位対応・固定の確実さ。そのうえで水槽サイズと飼育数に合ったろ過力を選びます。下の表でタイプの特徴をつかんでください。

タイプ特徴向いている場面
水中式水中に沈める。低水位対応の機種が多い浅めの水位で飼う水棲ガメ全般
投げ込み式安価で掃除が簡単。消耗品感覚で使える子ガメ・小型種、コスト重視
外掛け式ろ材交換が楽。モーターが外で掃除しやすい水位を確保できる中〜大型個体
共通のコツ。 カメ水槽はフィルター任せにせず定期的な水換えが前提です。フィルターは「水換えの回数を減らす」ための道具と考えましょう。スポンジやマットは齧られることがあるので、カバーや固定の工夫(吸盤・ろ材の入れ替え)で対策する飼育者も多いです。
Species Guide

種別フィルター選び早見表

外掛けフィルター(小) ニオイガメ・ドロガメ類(30〜45cm水槽)——小型でもろ過力はしっかり必要
外部フィルター(中) クサガメ・ニホンイシガメ・チズガメ・ペインテッド(60〜90cm水槽)
外部フィルター(大) スッポン類・テラピン・マタマタ・ヘビクビガメ(90cm以上水槽)
上部フィルター アカミミガメ・ペニンシュラクーター等の大型スライダー——水位が低くても使える
汽水対応フィルター ダイヤモンドバックテラピン——塩分でサビる素材不可。プラスチック部品を確認
フィルター不要 リクガメ・ヤマガメ・ハコガメ——水場は浅め・週1交換で管理
水中式(低水位にも対応しやすい)
1

タートルフィルター[PRO]L2(水中式・大型)

水作
水中式〜90cm水槽横置き可ろ材たっぷり

水棲ガメ用の水中フィルターの定番にして強力モデル。1分あたり約6L級のパワフルなモーターと大容量のろ材ケースで、よく汚す大きめのカメにも対応します。横置き・縦置きが選べ、飼育水位に合わせやすいのが利点。レビューでも「水換えペースが遅くなった」「本体掃除が楽」と評価されています。

こんなカメに:甲長が育った大型の水棲ガメ、60〜90cm水槽。水を汚しやすい個体の主力に。
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タートルフィルタープラス S(水中式・低水位)

水作
水中式低水位対応小型掃除簡単

同シリーズの小型版。水位を浅く保ちたい子ガメや小型種に使いやすいサイズです。水中式なので水位に合わせて沈めて使え、低水位飼育とも相性が良好。まずカメ飼育を始める一台として手頃です。

こんなカメに:子ガメ・小型の水棲ガメ、浅めの水位で飼う個体。30〜45cm水槽に。
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コーナーパワーフィルター(水中式・コーナー)

GEX
水中式横置き可静音コーナー設置

水槽の角に収まる水中モーター式。横置きできるので低水位でも使いやすく、静音性も評価されています。水流調整ができる機種は、生まれたばかりの小さな子ガメの飼育でも水流が強すぎないよう調節できて重宝します。

こんなカメに:水流を抑えたい子ガメ、コーナーを有効に使いたい小〜中型水槽。
投げ込み式(安価・掃除が簡単)
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ロカボーイ コンパクト(投げ込み式)

GEX
投げ込み式エアポンプ式安価掃除簡単

エアポンプにつないで使う、超定番の投げ込み式。安価で構造が単純なため掃除がとても楽で、半ば消耗品として気軽に使えます。ろ過力は他タイプに一歩譲りますが、子ガメや小型種なら十分。別途エアポンプとチューブが必要な点だけ注意してください。

こんなカメに:子ガメ・小型種、とにかく安く・簡単に始めたい人。サブのろ過にも。
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水作エイト M(投げ込み式)

水作
投げ込み式エアポンプ式ロングセラー〜45/60cm

言わずと知れたロングセラーの投げ込み式。微生物の力を活かしたろ過で、小型でもしっかり働きます。ロカボーイと並ぶ定番で、レビューでは45cm程度なら両者の性能差は小さいとの声も。こちらもエアポンプとチューブが別途必要です。

こんなカメに:小〜中型の水棲ガメ。定番の投げ込み式を選びたいときに。
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ツインブリラントフィルター(スポンジ式)

テトラ
スポンジ式〜60cm水槽子ガメ向け水流穏やか

2つのスポンジを交互に掃除することでろ過バクテリアを保てるスポンジフィルター。水流が穏やかで吸い込み事故も起きにくく、小さな子ガメに向きます。スポンジを齧られる場合は、レビューにあるようにペットボトルでカバーを自作したり、上部フィルター用マットを巻いて使い捨てる工夫が有効です。

こんなカメに:子ガメ・稚ガメ、水流を抑えたい個体。エアポンプ別途必要。
外掛け式(ろ材交換が楽)
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オートワンタッチフィルター AT-30(外掛け式)

テトラ
外掛け式20〜36cm水槽ろ材ワンタッチ定番

外掛け式の代表格。ろ材カートリッジを差し込むだけで、掃除・交換がワンタッチ。モーターが水槽の外側にあり手入れしやすいのが外掛けの利点です。水位をある程度確保できる飼育で力を発揮します。シリーズはサイズ展開が豊富で、水槽に合わせて選べます。

こんなカメに:水位を確保できる小〜中型水槽。掃除の手軽さを重視する人に。
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オートワンタッチフィルター AT-50(外掛け式・大型)

テトラ
外掛け式大型水槽ろ過力高めワンタッチ

AT-30の上位サイズで、ろ過力を増したいときに。過密気味の飼育や大きめの水槽で、外掛けの手軽さを保ちつつ処理能力を上げられます。レビューでも濾過能力アップ目的での乗り換えが見られます。

こんなカメに:大きめの水槽・多めの飼育数で、外掛けのろ過力を上げたいとき。
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オートワンタッチフィルター AT-20(外掛け式・小型)

テトラ
外掛け式15〜30cm水槽静音小型個体向け

シリーズの小型サイズ。モーターが水槽内にあるため静かで、小さめの水槽や子ガメ飼育に向きます。レビューでは「黄ばんだ水がみるみる透明になった」という声も。まず小さく始めたい飼育者の入門に。

こんなカメに:子ガメ・小型種、静音性を重視する寝室置きなどに。
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マルチベースフィルター S(底面式)

GEX
底面式薄型スリム砂利と併用低水位向き

砂利を敷いて使う薄型の底面フィルター。高さを抑えた設計なので、水深を浅くして飼うカメ水槽とも相性が良いです。底砂を敷くレイアウトで、エアポンプや他のフィルターと組み合わせて生物ろ過を底上げするのに向きます。単体よりは補助的な使い方が中心です。

こんなカメに:砂利を敷いて子ガメ・ニオイガメなどを飼う低水位レイアウト。補助ろ過として。
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エーハイム クラシック 2211(外部式・小型)

エーハイム
外部フィルター対応水量〜45L生物ろ過力高い静音・長寿命

カメは魚よりも大量にアンモニアを排出します。エーハイムのクラシックは、大容量の生物ろ材を入れられる外部フィルターで、バクテリアによる水質安定が得意です。2211は小〜中型水槽向けの最小モデルで、10年以上使えるタフさが飼育コストを長期的に下げます。モーターの静音性も長年定評があります。

こんなカメに:ニオイガメ・ドロガメ・ニホンイシガメなど30〜45cm水槽の水棲ガメ。
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エーハイム クラシック 2213(外部式・中型)

エーハイム
外部フィルター対応水量〜80Lろ材付きセット長寿命

水棲ガメの60〜75cm水槽でいちばん選ばれているクラシックフィルターの中型モデル。クサガメ・ニホンイシガメ・チズガメなど中型水棲ガメの水量に適した生物ろ過容量があります。2211より水量が多い分、水換えの頻度を抑えながら安定した水質を維持できます。

こんなカメに:クサガメ・チズガメ・ニホンイシガメなど60〜75cm水槽の水棲ガメ。
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エーハイム クラシック 2215(外部式・大型)

エーハイム
外部フィルター対応水量〜150L大型水棲ガメ向け

スッポン・テラピン・マタマタなどの大型水棲ガメや90〜120cm水槽に対応する大型モデル。カメの汚れに対してもろ過容量に余裕があり、週1回の水換えサイクルを維持しやすくなります。クラシックシリーズの最上位機種として、本格的な水棲ガメ飼育のインフラとなります。

こんなカメに:スッポン類・マタマタ・ペニンシュラクーターなど90cm以上の大型水棲ガメ。
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GEX メガパワー 2045(外部式・中型)

GEX
外部フィルター対応水量〜45Lコスパ外部式

国産GEXの外部フィルター。エーハイムより価格が抑えられており、外部式フィルター入門として選ばれています。水棲ガメの40〜60cm水槽で、上部フィルターより静音で設置場所を選ばない外部式を試したい方に。

こんなカメに:ニオイガメ・ドロガメ・ニホンイシガメなど中小型水棲ガメの40〜60cm水槽。
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GEX メガパワー 6090(外部式・中大型)

GEX
外部フィルター対応水量〜90L60〜90cm水槽向け

GEXメガパワーの上位機種。60〜90cm水槽の水棲ガメ(クサガメ・チズガメ・アカミミガメ等)のろ過に対応します。国内メーカーのためメンテナンスパーツが入手しやすく、長期使用のコスト感がよい。外部式の入門としてエーハイムと並んで選ばれています。

こんなカメに:クサガメ・アカミミガメ・チズガメなど60〜90cm水棲ガメ水槽。
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テトラ バリューEX 60(外掛け式・60cm向け)

テトラ
外掛け式60cm水槽向け設置簡単

テトラの60cm水槽向け外掛けフィルター。設置が水槽の縁に引っかけるだけで簡単で、水換えや掃除のアクセスもしやすい。ニオイガメ・ドロガメなど半水棲種の「低水位での半水棲管理」では水位に注意が必要ですが、水位が確保できる種の60cm水槽向け入門フィルターとして使いやすい。

こんなカメに:クサガメ・キバラガメ等の60cm水槽。水位が高い水棲ガメ飼育向き。
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GEX コーナーパワーフィルター F2(水中式)

GEX
水中式低水位対応コンパクト水量〜60L

水槽の角に設置する水中式フィルター。低水位でも動作し、半水棲ガメの「水深5〜15cm」の飼育スタイルに適しています。テトラのAT-50より水量対応力が高く、ニオイガメやドロガメを60cm水槽で飼う場合のろ過力として十分なモデルです。

こんなカメに:ニオイガメ・ドロガメなど低水位半水棲管理の60cm水槽。
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スドー ブリラントフィルター(スポンジ式)

スドー
スポンジ式エアポンプ駆動サブフィルターに低コスト

エアポンプで動かすスポンジフィルター。単体でのろ過力は限られますが、他のフィルターと組み合わせる「サブフィルター」として使うと生物ろ過を補強できます。スポンジ部分にバクテリアが定着し、バクテリアを「温存する場所」になります。安価で汚れてもスポンジ交換だけで済むのも利点。

こんなカメに:外部・上部フィルターのサブろ過として全水棲ガメに。バクテリア温存を狙う上級者にも。
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水作エイト S(投込み式・小型)

水作
投込み式エアポンプ駆動コスパ小型水槽向け

日本の定番投込みフィルター。エアポンプと組み合わせて使う構造で、設置が簡単で価格が安い。小型水棲ガメの30cm水槽や、サブフィルターとして使うと生物ろ過の補強になります。カメに引っくり返されることがあるため、固定する工夫が必要ですが、手軽さとコスパは抜群です。

こんなカメに:ニオイガメ幼体・ドロガメ小型個体の30cm水槽。サブフィルターに。
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テトラ オートワンタッチフィルター AT-75W(外掛け・大型)

テトラ
外掛け式75〜120cm水槽向け大型水棲向け

テトラ外掛けシリーズの大型モデル。90cm以上の水槽で大型水棲ガメを飼う場合、AT-50では追いつかない水量に対応できます。外掛けの手軽さを保ちながらろ過力を上げたい場合の選択肢として。スッポン・ペニンシュラクーターなど大型種の90cm水槽に。

こんなカメに:ミシシッピアカミミガメ・ペニンシュラクーターなど90cm大型水棲ガメ。
Keeper's Note — フィルターより前に「水換え」

どんな高性能フィルターも、水換えの代わりにはならない

フィルターを選ぶときに忘れがちですが、筆者はフィルターを「水換えの回数を減らす道具」と考えています。カメは魚よりはるかに水を汚すので、どんなに強力なフィルターを入れても、定期的な水換えそのものをなくすことはできません。フィルターに過剰な期待をして水換えをサボると、かえって水質を崩します。

もう一つ実用的なコツを。スポンジやマットはカメに齧られたり外されたりしがちです。ペットボトルを加工してカバーにする、吸盤でしっかり固定する、ろ材を齧りにくいリングろ材に替える——こうしたひと工夫で、フィルターは格段に長持ちします。そして低水位で飼う種では、その水位で使える「水中式・底面式」を選ぶのが失敗しないコツです。

フィルター選びのまとめ

選ぶ順番は、①飼育する種の水位(低水位なら水中式・底面式)、②掃除のしやすさ、③水槽サイズと飼育数に合ったろ過力、の順です。魚用の「ろ過力第一」ではなく、カメ特有の「汚しやすさ・低水位・力の強さ」を先に考えるのが、後悔しないコツです。

そして大前提として、フィルターは水換えを楽にする道具であって、置き換えるものではありません。定期的な水換えと、齧り対策のひと工夫。この2つを押さえれば、水棲ガメの飼育はぐっと安定します。