Compare 07

アカアシリクガメvsヒョウモンガメ

南米の森林と、アフリカの草原。人気の中〜大型リクガメ2種を、大きさ・湿度・食性で正直に比較します。

アカアシリクガメは南米の森林や草原に、ヒョウモンガメはアフリカのサバンナに生息する人気のリクガメです。どちらも見応えのある種ですが、「多湿を好む雑食のアカアシ」と「乾燥寄りで草食・大型のヒョウモン」という、環境と食性の方向性が大きく異なります。

📌 どちらもCITES II:国内でCB(繁殖)個体を飼育することは可能ですが、輸入には書類が必要です。大きく育つため、迎える前に終生の飼育スペースを確保してください。

Quick Verdict — 一言でいうと

結論

中型で色鮮やか・多湿飼育が好みなら:アカアシリクガメ

大型で草食・広いスペースを用意できるなら:ヒョウモンガメ

初めての中〜大型リクガメなら:アカアシリクガメ

アカアシは甲長25〜35cm前後の中型で、雑食のため餌の幅が広く、湿度を保てば比較的飼いやすい種です。ヒョウモンは40〜55cmまで育つ大型種で、草食メインの管理と広い床面積が必要になり、飼育の難度が上がります。

アカアシリクガメ

🏆 飼いやすさ 🎨 色鮮やか 📐 中型で扱いやすい

ヒョウモンガメ

🏆 存在感・大型 🌾 草食で管理明快 🌡️ 乾燥にも強い

比較表

項目アカアシリクガメヒョウモンガメ
成体サイズ25〜35 cm40〜55 cm(大型)
必要ケージ目安90〜120cm屋外・特大ケージ推奨
生体価格目安2〜6万円3〜10万円
適正温度(昼)28〜32℃(バスキング33〜38℃)28〜32℃(バスキング35〜40℃)
適正湿度70〜85%(多湿)40〜60%(乾燥寄り)
食性雑食(果物・葉野菜・少量の動物質)草食(牧草・葉野菜中心)
冬眠しない(熱帯・亜熱帯性)しない(サバンナ性)
初心者適性★★★☆☆★★☆☆☆(大型・スペース)
性格温和で人に慣れやすいおっとり・丈夫
寿命目安50〜80年以上50〜100年
日本での入手しやすさ○(CB流通あり)○(CB流通あり)
法的規制CITES II(国内CB可・輸入に書類)CITES II(国内CB可・輸入に書類)

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湿度と環境の違い

最大の違いは湿度です。アカアシリクガメは南米の湿潤な森林・草原に由来し、70〜85%の高めの湿度を好みます。乾燥する日本の冬は加湿対策が欠かせません。一方ヒョウモンガメはサバンナ由来で40〜60%の乾燥寄りを好みますが、幼体期はピラミッディング(甲羅のデコボコ化)を防ぐため、ある程度の湿度とこまめな温浴が推奨されます。

食性の違い

アカアシは雑食で、葉野菜に加えて果物や少量の動物質も食べます。餌のバリエーションが広く、給餌が楽しい種です。ヒョウモンは草食性が強く、牧草(チモシー)や葉野菜など高繊維・低タンパクの食事が基本です。動物質やタンパク過多はヒョウモンの甲羅の異常成長や結石の原因になるため避けます。

大きさとスペース

アカアシは甲長25〜35cmの中型で、90〜120cmのケージで長期飼育が可能です。ヒョウモンは40〜55cm、大型個体は60cmを超えることもある大型種で、成長に合わせて屋外エンクロージャーや特大ケージが必要になります。設置スペースと将来の大きさを見据えて選んでください。

選ぶときの実務的な視点

筆者はこの2種は飼育していないため、ここでは信頼できる飼育情報と一般的な傾向をもとに整理しています。中型で餌の幅が広く、湿度さえ保てるならアカアシが扱いやすく、広いスペースと草食管理に対応できるならヒョウモンの迫力ある成長を楽しめます。どちらも長寿なので、数十年の付き合いを前提に選んでください。

どちらを選ぶべきか

アカアシリクガメ 向きの人

  • 中型リクガメを探している
  • 果物も含む雑食で餌を楽しみたい
  • 高めの湿度を維持できる環境がある
  • 色鮮やかな種が好き

ヒョウモンガメ 向きの人

  • 大型リクガメの迫力を求める
  • 広い飼育スペース・屋外がある
  • 草食中心の管理ができる
  • 数十年の長期飼育計画がある

よくある質問

アカアシとヒョウモン、初心者向きはどっち?

スペースと管理のしやすさから、中型のアカアシリクガメが比較的入りやすいです。ヒョウモンは40cmを超える大型になり、草食管理と広い床面積が必要になるため、難度が上がります。

ヒョウモンガメはどのくらい大きくなりますか?

甲長40〜55cmが目安で、大型個体では60cmを超えることもあります。成長に合わせて屋外エンクロージャーや特大ケージが必要になります。

アカアシリクガメの湿度管理は難しい?

70〜85%の高めの湿度を保つ必要があり、乾燥する冬場は加湿対策が欠かせません。床材を厚めに敷いて湿らせる、シェルターを湿室にするなどで維持します。

種別ページと飼育機材

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