Species Guide
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チャコリクガメ

Chelonoidis chilensis — Chaco Tortoise

アルゼンチン〜パラグアイの半乾燥草原に生息するリクガメ。アカアシリクガメと同属だが乾燥環境に特化。CB流通はあるが日本国内では飼育経験者が少ない上級種。CITES II。

甲長
M(22〜27cm)
難易度
上級
食性
草食
寿命目安
50〜80年以上
難易度 ★★★★☆上級
この亀が向いている人
  • ✓ 南米系リクガメの飼育実績がある上級者
  • ✓ 90cm以上の木製ケージと乾燥管理環境を用意できる
  • ✓ 珍しいアルゼンチン固有種に挑戦したい
  • ✓ 長期飼育(50〜80年)のコミットメントがある
この亀が向いていない人
  • ✗ リクガメ初心者・中級者
  • ✗ 高湿度環境(60%超)しか維持できない
  • ✗ 国内CB入手ルートが確認できない方
  • ✗ CITES II書類管理に不慣れな方
Life Preview

チャコリクガメと暮らすと、どんな毎日になる?

📅1年後の姿
南米チャコ地方の半乾燥草原を生き抜く穴掘りリクガメ。

1年後の甲長は10〜13cm程度。穴掘り本能が強く、ケージ内でも底材を掘る行動がよく見られる。乾燥した草・多肉植物を好む草食種で、採食時の行動量が多い。アカアシリクガメの近縁だが全く異なる乾燥環境に適応している。

📏10年後のサイズ感
18〜25cm・がっしりとした体格に育つ乾燥系の中型種。

10年後は甲長18〜25cm、重さ1〜2kg程度が多い。90〜120cmケージが安定飼育に向く。30〜80年という幅広い寿命があり、環境が合えば非常に長く生きる種。穴掘りに対応できる深めの底材が飼育継続の要になりやすい。

向いている飼い主
南米産の珍しい乾燥系リクガメを長期で飼いたい上級者。
  • アカアシリクガメとは異なる乾燥系の南米リクガメに興味がある
  • 深めの底材(穴掘り対応)を用意できる環境がある
  • 草・乾燥多肉植物・野草中心の草食管理ができる
  • 夏眠・冬眠(または保温通年管理)のどちらかを選択して対応できる
向いていない飼い主
アカアシリクガメの感覚でチャコを飼おうとしている人。
  • 同じ南米産でも高温多湿のアカアシとは飼育環境が正反対になる
  • 流通量が非常に少なく、入手に専門的なルートが必要な場合がある
  • 日本語の飼育情報が少なく、試行錯誤が必要な場面も多い
  • 穴掘り行動への対応がないとケージが乱れやすく管理に手間がかかる
⚠️後悔しやすいポイント
💡
「南米産リクガメ=高湿度」という先入観で管理してしまう。

チャコリクガメはアカアシリクガメと同じ南米産だが、生息地はチャコ地方の半乾燥草原で、高温多湿な環境への適応が低い種。アカアシと同じ管理をすると脱水ではなく逆に多湿によるトラブルが起きやすい。「南米産=高湿度」というイメージを持ち込まないことが安定飼育への近道になりやすい。

⚠ CITES II 掲載種 国内CB個体は飼育可能です。購入時は国内CBであることを確認し、インボイス(取引証明書)付きの個体を選んでください。

野生の暮らし

南米南部チャコ地方の半乾燥草原・低木地帯に分布。乾季に穴掘りして夏眠・冬眠をする。野生では多様な草・多肉植物・仙人掌の実を食べる草食種。アカアシリクガメの近縁だが全く異なる環境に適応。

飼育ポイント:乾燥管理が最重要:湿度60%超が続くと呼吸器疾患リスクが高まります。通気性の良い木製ケージで湿度30〜50%を維持し、水入れは浅めに設置してください。

90cm以上の木製ケージに赤玉土か砂質床材を使用。バスキング35〜40℃とUVB 3.0〜5.0を確保。国内CBが少ないため購入前に飼育実績のある販売者から入手を推奨します。

飼育環境の数値

バスキング
35〜40℃
昼間温度
26〜32℃
夜間温度
18〜24℃
湿度
30〜50%
UVB
UVB 3.0〜5.0
必要ケージ
90cm以上(木製推奨)

近似種との比較

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種名甲長難易度必要ケージ特徴
アカアシリクガメ30〜35cm中〜上級90〜120cm近縁・多湿型
ロシアリクガメ15〜20cm入門〜中級60〜90cm乾燥型入門
ギリシャリクガメ15〜25cm中〜上級60〜90cm地中海乾燥型

推奨機材セット

よくある質問

アカアシリクガメとどう違いますか?比較
両者は同属(Chelonoidis)ですが、生息環境が正反対です。アカアシは多湿な熱帯雨林、チャコは乾燥草原。飼育管理は全く異なり、チャコは乾燥・低湿度維持が最重要です。
国内CB個体はどこで入手できますか?法律
爬虫類専門店や国内ブリーダーから入手できますが、流通量は多くありません。購入時はCITES II書類(国内CB証明)の有無を必ず確認してください。
冬はどうすれば?環境
温暖な飼育下では通年管理(バスキング35〜40℃・昼間26〜32℃維持)が安全です。野生では冬眠しますが、飼育下での冬眠は上級者向けで、十分な体重・健康状態が前提です。

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