ロシアリクガメ(ホルスフィールド)ヘルマンリクガメギリシャリクガメ
乾いた草原を歩き回るカメたち
ロシアリクガメやヘルマンリクガメは、乾いた草原や低木地帯を一日中歩き回り、草や野草を食べて暮らしています。降り注ぐ強い日ざしを浴び、暑い時間や夜は穴を掘ってやり過ごす——これが彼らの基本的な生活です。飼育で大切なのは、「広い床面積」「強い日光(UVB)と温度勾配」「水はけのよい乾いた床材」「草食メインの餌」の4つです。
リクガメは地面を歩く動物なので、ケージは高さより床面積。狭いと運動不足や甲らの異常変形(ピラミッディング)につながります。野生で強い日光を浴びる種なので、屋内では出力の高いUVBとバスキングランプで温度勾配を作り、暖かい場所と涼しい場所を行き来できるようにします。
野生では強烈な日光が降り注ぐ草原を歩き回り、暑い時間帯は穴を掘って潜る。この温度勾配と隠れ場所の両立が飼育の核心。バスキングスポット35〜40℃・クール側20〜25℃・湿度30〜50%・UVBはUVI 4〜6(UVB10.0相当)を目安にします。
AI生成の飼育環境イメージ図です。実際の設備・サイズ・配置は、種類や個体の大きさ、飼育環境によって異なります。配置の一例です。必要な機材・能力は飼育するカメや水槽サイズによって異なります。
飼育の4本柱
- 広い床面積:歩き回れる広さを。高さより底の広さを優先します。
- 強いUVB+バスキング:日光を多く浴びる種なので、出力の高いUVBと保温で温度勾配を作ります(バスキングスポット35〜40℃、クール側20〜25℃が目安)。
- 水はけのよい床材:赤玉土やデザートソイルなど。湿度は30〜50%目安。蒸れは禁物ですが、極端な乾燥もよくないので適度に。
- 草食メインの餌:野草・葉物野菜が中心。タンパク質の与えすぎは甲らの異常変形や結石の原因に。
水入れも忘れずに。 乾燥系でも水は必要です。浅くひっくり返らない水皿を置き、定期的な温浴で水分補給と排泄を促すと健康維持に役立ちます。「乾燥系=水いらず」ではありません。
このガイドの対象種(22種)
このガイドで扱う乾燥系リクガメの種別ページです。
Testudo
Aldabrachelys
Centrochelys
Chelonoidis
Chersina
Geochelone
- インドホシガメGeochelone elegans(種別ページは準備中)
- ビルマホシガメGeochelone platynota(種別ページは準備中)
Kinixys
Malacochersus
Pyxis
- マダガスカルクモノスガメPyxis arachnoides(種別ページは準備中)
Stigmochelys
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この暮らしから選ぶ飼育機材
乾燥系リクガメに必要な機材を、機材別ベスト10で紹介しています