甲羅の模様がギリシャ織りに似ていることから名付けられた、地中海から中東・北アフリカに広く分布するリクガメ。亜種が非常に多く、産地によって環境適応が大きく異なるのが最大の特徴です。
1年後の甲長は10〜14cm程度。亜種によって体色や模様が異なるのが魅力で、同じ「ギリシャ」でも産地ごとに個性がある。乾燥した環境でケージ内を歩き回る姿が日課になりやすい。
10年後は甲長15〜22cm程度が多い。北アフリカ産の亜種は大型化しやすく、欧州産は比較的コンパクト。重さは500g〜1kgを超える個体も出てくる時期。90〜120cmケージが目安になる。
ギリシャリクガメは産地・亜種によって最適温度や乾燥度が異なる場合がある。欧州産と中東・北アフリカ産では求める環境が異なりやすく、購入前に産地情報を確認することが安定飼育につながりやすい。また寿命が50〜100年と非常に長く、飼い主の人生設計と切り離せない種でもある。
ギリシャリクガメは南ヨーロッパから中東、北アフリカにかけて広く分布しています。乾燥した草原や低木林、砂漠、荒れ地に生息する乾燥系リクガメに分類されています。
亜種や個体群によっては夜間や冬季など温度が低くなる時は穴を掘って過ごし、食性は草食性で、主に草を食べるが木の葉、花、果実なども食べます。後肢の付け根にある「けづめ(距)」と呼ばれる棘状の突起がヘルマンリクガメとの識別ポイントになります。
成体は高温・低温・多湿・乾燥など様々な環境に幅広く対応できます。ただし幼体は低温と乾燥に弱く、亜種によってはアラブギリシャリクガメのように低温に弱いものも存在するため注意が必要です。
日本で流通する主な亜種と、その環境適応の違いをまとめます。亜種名が不明で販売されている個体には注意が必要です。
亜種によって最適値は異なります。以下はイベラ亜種(最も流通量が多い)を基準とした目安です。アラブ亜種など熱帯系の亜種は温度をさらに高めに設定する必要があります。
野草・葉野菜を主食にします。タンポポ・オオバコ・シロツメクサ・コマツナ・チンゲン菜などが適しています。キャベツ・ほうれん草は多量に与えると甲状腺・カルシウム代謝に影響する場合があるため少量に留めます。
果物は糖分が多く腸内環境を乱す可能性があるため、ほとんど与えないのが基本です。カルシウムパウダーを餌に振りかけることで甲羅の健康を維持します。
水はケージ内に浅めの水入れを常設し、定期的に新鮮な水と交換します。温浴(週1〜2回)で水分補給と排泄を促すことができます。
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🐢 あなたに合う亀を診断する(100種対応)亜種ごとに異なる温湿度管理が、ギリシャリクガメ飼育の核心です。まず住環境との適性を確認してください。