Wild Life — 東アジアの水辺に生きる
クサガメは中国・朝鮮半島・日本に分布し、池・川・水田・湿地など様々な淡水環境に適応しています。水底の泥の中に潜ったり、岩や流木の上で日光浴する姿がよく観察される温帯性の水棲ガメです。
野生では昆虫・ミミズ・小魚・甲殻類・水草など幅広いものを食べる雑食性で、季節によって食べるものが変わります。秋になると水底の泥や落ち葉の中に潜り込み、春まで冬眠します。この「温帯の四季に合わせた生活リズム」が、飼育でも大きなポイントになります。
オスは尾が太く長く、クロアカ開口部が甲羅の縁より外側にある。メスは尾が短く細い。また成体オスは全身が黒化する個体が多く、飼い込むと黒メラニン色素が増す「黒化現象」が見られます。
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無料で診断する(3分)飼育環境 — 温帯種ならではの季節管理
クサガメは日本の四季に対応できる丈夫な種ですが、水質悪化と夏の高温には敏感です。濾過フィルターを使った清潔な水環境と、バスキングスポットの確保が飼育の基本です。
水槽サイズの目安
幼体は45〜60cm水槽から始められますが、成体メス(25cm)には90cm以上の水槽が必要です。陸場(バスキングスポット)は体全体が乗れるサイズを確保してください。市販の亀用浮島や流木が使いやすいです。
冬眠について
クサガメは自然状態で冬眠しますが、飼育下での冬眠は失敗リスクがあります。特に幼体(甲長5cm以下)や病気・やせた個体は冬眠させず、ヒーターで水温20℃以上を維持して通年飼育する方が安全です。健康な成体なら冬眠も可能ですが、事前に健康確認と十分な餌やりを行ってください。
他の水棲ガメとの比較
クサガメと一緒に検討されることが多い3種を比較しました。選び方の参考にしてください。
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| 種名 | 甲長 | 難易度 | 水槽 | 冬眠 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| クサガメ このページ | 15〜25cm | 入門 | 60cm〜 | 〇可 | 身近さ・丈夫さ重視 |
| ニオイガメ | 10〜14cm | 入門 | 30cm〜 | △任意 | 省スペース・小型希望 |
| ミシシッピチズガメ | 10〜20cm | 中級 | 60cm〜 | 〇可 | 模様・観察重視 |
| カブトニオイガメ | 12〜16cm | 中級 | 45cm〜 | △任意 | 個性的な外見希望 |
食事 — 雑食性の特性を活かす
幼体期は動物性タンパク質(赤虫・ミミズ・コオロギ・小魚)を多めに、成体になるにつれ植物性(レタス・小松菜・水草)の比率を上げていきます。市販の配合飼料は栄養バランスが整っており、主食として十分使えます。カルシウム補給にカトルボーンを水槽に入れておくと自分で齧ります。
推奨機材セット
よくあるトラブルQ&A
餌を食べなくなりました 餌
甲羅が柔らかい・変形してきました 健康
水がすぐに汚れます 環境
冬眠させた方がいいですか? 環境
野外で捕まえたクサガメを飼っていますが問題ありますか? 法律
ニオイガメとどちらが飼いやすいですか? 比較
夏に水温が上がりすぎます 環境
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