ニホンイシガメ・ヤエヤマイシガメ・ミナミイシガメ——日本の清流と里山に生きるカメたち。野外個体の採集は禁止。CB個体を選ぶことが、彼らの未来につながります。
ニホンイシガメ(Mauremys japonica)は日本固有種で、かつては全国の清流・水田・ため池に普通に見られました。しかし現在、生息地の消失・外来種(クサガメとの交雑・アライグマによる捕食)・採集圧などにより生息数が急減し、レッドリストに掲載される地域が増えています。
飼育下で命をつなぐ意義は小さくありません。ただし野外個体の採集は種の保全を脅かします。必ず国内繁殖(CB)個体を選んでください。
ペットショップで「イシガメ」として販売されているカメがクサガメ(Mauremys reevesii)であることは珍しくありません。購入前に以下の点を確認してください。
| 特徴 | ニホンイシガメ | クサガメ |
|---|---|---|
| 背甲のキール | 中央に1本のキール(隆条) | 3本のキール(隆条)が走る |
| 腹甲 | 模様のないほぼ一様な黒色 | 黒っぽい個体から、明るい地色に模様が入る個体まで幅がある |
| 頭部 | 細かい模様がない黄土色 | 黄色い細かい縞模様が多数入る |
| 臭腺 | ほぼ無臭 | 威嚇時に独特の臭いを出す |
ニホンイシガメは清流や湧水を好む種です。活発に活動する水温は20〜28℃が目安で、夏は水温の上昇に水質の悪化が重なると体調を崩しやすくなります。28℃を超えないよう保つのが安心で、室内では水槽用クーラーかエアコン、屋外では日陰と水量の確保が夏の重要な対策になります。
このガイドで扱う在来イシガメの種別ページです。水棲・淡水ガメのガイドにも掲載しています。
この3種は水棲・淡水ガメでもあるため、水棲・淡水ガメの飼い方ガイドにも掲載しています。
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